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2008年10月 8日 (水)

良い役者がまた逝った・・・追悼 緒形拳

また一人個性俳優(という呼び方はよいものか)が舞台から去った。「太閤記」というテレビドラマで緒形拳という役者を知ったのだが、一番印象に残っている作品は映画「復讐するは我にあり」だった。佐木隆三の原作を前に読んでいたので、どんな作品に仕上がっているのか興味津々で観たのを覚えている。

まさに圧巻だった。主人公の持つぎらりとした性格を、全身で、とりわけ鋭い眼で表現していた。良い役者は、静かなたたずまいでわかるのではないだろうか?今の若い俳優で力がある人は本当に少ない。大声を出したり、泣いたり笑ったりはだれでもできる。

71歳で舞台を去ってしまうとは実に惜しい。悔しい。もっと色々な役を観たかった。
明日から最後の出演作品が始まる。涙を流しながら観ることになるだろう・・・

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