日曜喫茶室
NHKFMで毎月末の日曜日の昼時に「日曜喫茶室」という番組を放送しているのをご存知だろうか。はかま満緒の司会で、色々なゲストを招いて多彩な話題を展開するトーク番組なのだ。今月は師走のせいか今日オンエアされていた。
ゲストの他に常連のお客さんというのがいて、画家の安野光雅、ジャーナリストの轡田隆史、ドイツ文学者の池内紀、慶大教授の荻野アンナの4人が順番にゲストと共に出演するのが常である。今日は年末ということなのであろう4人が一緒に出演して、3.11震災のことを中心に話していた。
特に印象的だったのは「震災からの復興は、戦争や天災を経験したことを思えば成し遂げられると思うが、人災である原発事故はどうにも出来ない」と怒りもあらわに語った安野光雅の言葉であった。彼は、ドイツのジャーナリストと比較して日本のマスコミを批判した池内紀と共に、メディアの原発報道を激しく非難すると同時に今のままではだめだと厳しく諭したのである。
これだけのことを電波にのせて発言できる知識人と呼ばれる人は、今この国にどれだけいるのだろう。「日曜喫茶室」の大フアンとしては、この番組がさらに長く続くことを切に祈る。




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